「どーもーエクストリーム現代社会い〜」で始まるオリエンタルラジオ・あっちゃんのYoutube。話し方がエクストリームでついつい見入ってしまう。
本の中身を毎回わかりやすく丁寧に解説してくれる。
出版社の人間としては、そんなに話しちゃって著作権って問題ないの?と心配にも…。
けど、あっちゃんが紹介するとその本は売れる訳で、むしろすごい広報効果になる。実際、本屋にはあっちゃんの帯がずらり、という現実。
まあ、あっちゃんが、もともと名著やベストセラーをチョイスしているというという面もあるけどね。
さて、そこで私は1冊の本に出会った。
ジュリア・キャメロン著『ずっとやりたかったことをやりなさい』。正確には、あっちゃんが紹介しているのは、新版の『いくつになっても、ずっとやりたかったことをやりなさい』なのだが、私は元本の方を手にとってみた。
正直、ただの自己啓発本となめてかかっていた。しかし、これは、本質的な本だということが最初の序文からもうわかる。
これは、億万長者になる方法でもなければ、彼氏ができて”女として”の幸せを手にする方法でもない。
語られるのは、アーティストになる方法。
そして、芸術家として成功するということが必ずしも目的ではなく、人は創造的に生きることで真に自由を手に入れることができる、という主張の本。
シンプルに、共感した。
さらにこの本が画期的なのは、ただ読むだけの本ではなく、実践的な教本になっていること。
12週間3ヶ月間のプログラムになっており、1週ごとにカリキュラムが組まれている。
そのカリキュラムをやっていくうちに、アーティストとしての心構えと習慣を手に入れることができる。
私は実は今9週目なのだが、そこでやっとこのブログを作る、というところにたどり着いた。
本当は文筆家になりたかったなあ、などと思っているだけの人間が、とにかく書いてみようとなり、そして実際に始めた。
時間がないといつも思っていたけれど、時間の作り方もわかった。
というわけで、とりとめもないけど、まずは始動。
そして、あっちゃん、きっかけをくれてありがとう。