最初の緊急事態宣言の時、小麦粉がなくなるという現象があった。
なぜかあの時、パンを作りたいという欲望が皆の胸にわいたらしい。
とにかくスーパーには材料がまーったくなかった。
ないとなると俄然作りたいような気がしてくるのが人情である。
「富澤商店」へ出向いて(ステイホームだっていってんのに)、ちょっと高い小麦粉とイーストをゲットしたのであった。
パンを作ったことは何度かあって、30分で作れるレンジ発酵のパンだとか、ピザなんかは結構なんども作った。
ハード系のパンが好きな私は、フランスパンにも何度か挑戦した。
しかし、これはことごとく失敗に終わった。
外はパリッと中はふんわりっていうのが、どうしてもできない。
ふんわりしたパンはまあできるんだけど、外の皮がパリッていうのが難しい。
正直、家庭ではできないな、と諦めていた。
しかし!
やはりさすがの栗原はるみ先生!!
できるんです。
外はパリッ、中はふわっのハード系のパンが!
これには本当に感動。
秘訣は、ル・クルーゼなどの鉄鍋にパンを入れてそのままオーブンで焼くこと!
これでパリッパリのハードパンが焼ける。
あと、個人的に、これもいい仕事しているんじゃないかと思うのは、塩とイースト。
マルドン シーソルト Maldon SEA SALT FLAKES|ROOM - 欲しい! に出会える。
サフ インスタントドライイースト 赤 3g×10袋入り【Saf-instant】|ROOM - 欲しい! に出会える。
Maldonのお塩は、友人からのお土産。ほんと、いい味してます。
saf-instantのイーストは、3gの個包装。実は、3gだと分量より少し少ないくらいなんだけど、いつもこれ1袋でやっちゃってます。
材料は、これと、強力粉と砂糖。
オイルも卵も入ってません!
しかも、こねなくていいんです!
ほんとに、全くこねません。
力のない人でも全然できちゃいます。
ただし、発酵時間は約4時間、焼き時間は1時間と、かなり長め。
なので、7時から仕込まないと、お昼に出来上がらないので、ご注意を。
朝食べたい、とかはちょっと厳しいかも。
でも、ご安心を。
こちら、冷めてもおいしい!!
カットして、トーストしても、カリカリといい感じなのだ。
バターとジャムなんかつけると至福。
なので、寝坊助な私は、10時くらいからのらくら作り始めて、テレワークしながらちょこちょこ作業をし、夕方には出来上がる、という感じで焼いている。
シチューやスープで夕飯にしたら、残りは次の日の朝のトーストに。
まあ、パンなんか買ってきた方が美味しいかもだけど、やっぱり作るとなぜか楽しいし、美味しい。
プロにはもちろん敵わないし、普段は外食でもテイクアウトでも惣菜でもいいと思うんだけど、やっぱりこういう驚きというか、こんな風に工夫したら、こんな美味しいものができるんだ!っていう感動があるのは、自分で作る醍醐味だと思う。
改めて、すごいレシピ。
栗原はるみ先生、恐るべし!
\ブログ村に参加してみました/