まるでシャボン日記

アラフィフぼっち女の悲喜こもごも

アラフィフ、築30年のセカンドハウスへ

ついに、セカンドハウスに入居!

場所は湘南、駅から10分、海まで10分の1Kのアパートを借りた。

 

いそいそと不動産屋さんでカギを受け取り、アパートへ。

内見時は、候補としては低めの物件だった。

それが、いろいろ見たあとで、あそこ意外といいんじゃない?となって決めたのだった。

なので、どんなところか、いまいちうろ覚え(大丈夫か、そんなんで決めて)。

ということで、ドキドキしながら向かった・・・

 

まず郵便受けをみてみると・・・

大量のチラシが入りっぱなし・・・。

ホコリだらけだし、虫とかいたらヤダな、とほほ

と思いつつ、掻き出して、持参したゴミ袋へ。

 

管理会社と大家さん、

お願いです、入室前に郵便受けはキレイにしておいてください・・・

最初から気持ちが萎えます・・・

 

で、外階段についたところで、

 

ぎゃぼ! 失敗したかも!

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劣化の激しい階段

外階段があまりにも汚い・・・

 

浮いていた心が沈んだ。

 

こんなとこだったっけ?

古いとは知っていたけど、ここまでとは・・・

 

とはいえ、もう契約済み。

とにもかくにも、ジャリジャリの階段を踏みしめながら、お部屋へ向かう。

 

玄関前、今度は苔?土?みたいなものが点々と落ちている。

もう、嫌・・・

少し掃いておいてほしい。

 

あー、ほんと、なんか私ってほんとダメだな~・・・

部屋選び、やっぱり間違ったかも・・・

と、ちょっと涙目になりながら、玄関へ。

ため息をつきながら鍵をあけ、入室した。

 

まっくら。

とにかく雨戸を開けないと。 

またこれがギーギーいう雨戸を開ける。

土だらけで手が真っ黒。あーあ。

 

と、目をあげると・・・

柔らかい光が広がった。

静かに風が吹いて、庭の木が揺れた。

何かはわからないけど、小鳥が、ちちちち、と鳴いた。

 

あ、やっぱりこの部屋いいかも。

そうだった、私はこの窓が気に入ったのだった。

 

ささくれ立ちそうになった気持ちがすっと落ち着いた。

たぶん、大丈夫。

きっと、この部屋とは相性がいい。

 

築30年超の物件。やっぱり古いし、きれいとはいいがたい。

でも、新しいワンルームじゃなくて、この部屋を選んだのは、ほかでもない、私だ。

最初からキレイなところよりも、自分で工夫して部屋を作りたいと思ったからだ。

少し家賃が下がる分、家具などにお金をかけられるし、古い分、ちょっとしたDIYもできそうだったからだ。

 

そうだ。忘れていた。

自分の考えを信じないと。

外階段が汚いなんてのは、想定内じゃないか。

そもそもここは海辺の町。劣化が激しいのは当たり前だ。

 

私は、本当に、いつも自分の選択に自信がない。

こんなところに住んで、人になんて思われるだろう・・・

みんなもっとちゃんとしたとこに住んでるのに。

どうして私はこんなボロいところ選んじゃうんだろう。

なんて、人の目を気にしていた。

 

けど、私がよければいいのだ!

私はこの築30年の部屋を、自分なりに居心地のいい空間にしてやろう。

そもそもそれがやりたかったんだ。

 

ということで、気を取り直し、まずは、掃除。

外廊下も、100円ショップで買ったほうきで掃いたらスッキリした。

そりゃ、そうだ。土なんて掃いてしまえばなくなる。

外階段の割れは、管理会社に報告しておこう。

 

思い通りにならないことを嘆くんじゃなくて、思い通りになるように自分でしなきゃね。

そもそも、母が作った快適な空間を離れて、自分なりの暮らしを見つけるためのセカンドハウスなのだ。(セカンドハウスを借りることにした話はコチラから)

自分の空間になるように、自分で行動しなくちゃ。

 

アラフィフになっても、自分に自信を持つのってむつかしい。

けど、とにかく行動して経験するしかないんだな、と改めて。

 

 

湘南といえば、鎌倉。

鎌倉土産のお気に入りをご紹介。

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豊島屋さんの小鳩豆楽

 

サブレよりもこれが好き。

見た目も可愛いし、甘ったるくない、ちょうどいい大人の味。

ちょっとしたプレゼントにも。もちろん、自分用にも。

 

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