突然、禁酒することにした。
発端は、あっちゃんの動画で、『「そろそろお酒やめようかな」と思ったときに読む本』の紹介を見てからだと思う。
思う、というのも、なんとなくずっと、お酒やめたほうがいいかな〜と、5年、いや10年くらい思い続けているからだ。
木之村美穂さんの『RESET STYLE』は、10年前から私の本棚に常にインしており、ヘビロテして読み返している本。
調べたら、ちょうど2012年にamazonで購入していた。
だが10年間、事あるごとに読み返しているのに、結局ほとんど実践できていないのだった・・・。
木之村さんに親近感があるのは、もともとは、大酒飲みで、不摂生で、夜型で、仕事中毒だったということ。
私も、仕事の付き合いを言い訳に、朝まで飲む、深夜にポテチ食べながらビール飲む、気がついたらワイン1本一人で空けてる・・・という生活をしていた。
常にだるおもな体をひきづって長時間労働、そのストレスでまた飲酒、の繰り返し。
アラフィフになった今は、だいぶん酒の付き合いも減ったし、みんな深夜まで飲む体力もなくしてきたこともあって、そこそこの飲酒で済むようにはなったものの、習慣化した飲酒は恐ろしく、人と会わない日でも、自宅でビール1リットルは当たり前、ワインに日本酒に焼酎と、どんどん酒量は増えていった。
コロナ禍、それしか楽しみがないというのもあって、ひとり酒の量はさらに増えた。
酒をやめられない理由の一番は、とにかく「習慣」ということだと思う。
ビールを飲まないと仕事が終わった気がしない。
で、1本飲むと、なぜか止まらなくなり、気がつけば缶の数が増えていき、いつの間にか料理用のワインにまで手をつけて、気づけば深夜3時になっている。
立派なアル中の出来上がりである。
そして、もう一つは、やっぱり人間関係だ。
酒を飲まなくなったら、面白がられなくなるのではないか。
飲みキャラだから愛されているんじゃないか・・・という思い込みだ。
それが、この人で払拭された。
愛沢えみりさん。伝説のキャバ嬢である。
YouTubeで知ったのだが、彼女はキャバ嬢なのにお酒を飲めないんだそうだ。
それでも歌舞伎町ナンバーワンだったという。
曰く「飲んだ方が稼げたかもしれないけど、飲まない分元気だし、色々はっきり見えてたりしたから、かえってよかった」。
なるほど〜。お酒の席で飲まないって、意外とアドバンテージかも。
そして、お酒の席で酒を断るのは失礼だと思ってきたけど、キャバ嬢が飲まないでいけるなら、会社の飲み会くらい飲まなくても全然大丈夫なはずだ。
それに、飲み会って、別に誰かが飲んでないのなんて、実は誰も気にしていないのだ。
実際、誰が飲めない人かなんて、覚えてもいない。
ということで、禁酒3日目。
木之村さんは、「50歳の時の方が若い時よりもキレイ」とおっしゃっている。
私も、3日禁酒しただけで、睡眠の深さと肌の調子の良さを実感している。
どんなエステよりも、禁煙&禁酒が先かもしれない。
今度こそ、卒酒するぞ!
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