映画「いとみち」。
豊川悦司さんの出演作ということで観るしかない。
ということで映画館へ。
正直なところ、期待していなかった。
青春ものなんて、なんか遠い話だよね〜、豊川さんもお父さん役だしな〜…な〜んて。
けど、「それがどおした!」である。
人は時々、とても不幸だ。
もっとも不幸なのは、やっぱり愛する人を失くすことだろう。
失恋でも、離婚でも、死別でも。
そして、やっぱり死は、もうどうにもならないから、二度と会えないから。
会いたくても会えない人がいるのは、とても不幸だ。
けど、不幸だけど、それがどおした!
そういうことなんだと思った。
誰かと出会って、また出会って、生きていれば、出会う。
それがどんな関係であっても、どうでもいい。
小さいことはどうでもいいのだ。
とてもおおらかになれる映画だった。
それにしても、豊川悦司のとっちゃ役。
原作では地元の人だったらしいのだけど、映画では、東京から来た人と、設定を変えたらしい。
やっぱり土着感がないというか、どこか浮遊した存在感なんだなー。
それもまた、結果的に、物語に深みを与える結果になっていた。
ふるさと納税、今年は新潟からさくらんぼ。ツヤツヤで美しい〜!
ちなみに、「いとみち」の舞台は、青森です(念の為)。
りんごがどさーっとなっている木にもびっくりだったな。
☆参加中です