まるでシャボン日記

アラフィフぼっち女の悲喜こもごも

アラフィフ、猫を飼う!

保護猫をひきとれるかどうか、わからない話を以前書いた(その話はこちら)。

私が気に入った、というより、うちにはぴったりなのでは?と思った老猫を、同居の母が、「みすぼらしい」と言って嫌がったからだ。

 

そもそも保護猫なのだし、「気に入ったペットを飼う」というより「家なき子を迎え入れる」ということだし、「みすぼらしい」とか言ってる場合ではないわけだけど、まあ、そんなことは母にはわからないのだな、とちょっと保護猫さんを迎えるのは諦めかけていた。

 

しかし、母は、その後も「猫、やっぱり飼いたいわね」と言ってきていた。

そんなに言うなら自分で探してよ!と正直イライラもしたが、仕方がない。

私は、もうこうなったら、あの老猫Tくんを連れてきちゃうしかない!と思い立った。

 

Tくんはまだおうちが決まっていないようで、HPには「おうちを募集中です」と表示されていた。

しかし、母の同意を得られていない以上、勝手に連れて帰るのは流石にルール違反だろう。

なので、私は「トライアルできませんか?」と掛け合ってみた。

事情を話したところ、「1週間で決めてくれるなら」とご理解いただき、Tくんをトライアルすることになった。(無理を聞いてくださってありがとうございます)。

母は、「どうしてあの猫なの?」「もう何年も生きられないんでしょ」「足が悪いのよねえ」などとブツブツ言っていたが、私は全部無視した。

「とにかくトライアルだから」「嫌なら返すから」と言って強引に連れて帰ってきてしまった。

 

結果は・・・

まんまと母はその猫を可愛がるようになったのである。

作戦成功(ニンマリ)。

 

Tくんは元々飼い猫で、飼い主さんが病気のため手放さざるおえなかった猫ちゃん。

なので、最初の数日こそクローゼットに隠れたりしていたものの、3日もたつと、人が寝ているベッドに上がってくるようになった。

そのくらい人懐こく、母にも体をすり寄せるようになり、母もすっかりTくんに夢中になったのだった。

 

今度は、Tくんがいなくなってしまった時のペットロスが怖いくらいだけれど、まあ、その時はその時。

少しの間かもしれないけれど、幸せに穏やかに一緒に暮らしていけますようにと願うばかりだ。

 

それにしても、人というものは、いい加減なものである。

あんまり「言葉」にまともに取り合う必要はないんだろうな、と今更ながら学んだ・・・。

 

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すっかりうちの子になってひなたぼっこのTくん

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