まるでシャボン日記

アラフィフぼっち女の悲喜こもごも

アラフィフからは、前髪は短く!眉は太く!

40代後半に入ってからというもの、自分が鏡に映る姿に、なんだかイケテナイなーと思う日が増えた。

気に入って履いていたスカートから出るふくらはぎが筋張っていたり、華奢なシルエットの半袖シャツから出る二の腕がやけに逞しかったり…。

色も、グレーや紺のセーターなんか着ていると、なんだか上に乗っかった顔が、ものすごく疲れて見えて、びっくりしたり。

隠しきれないおばさんっぽさに、我ながら、うわ〜…なんて思うこともしばしば。

 

でも、素敵なアラフィフだっているし。

何が違うのだろうか?と、勉強することにした。

 

まずは、アラフィフ向けメイク・レッスンに参加してみた。

若い時のままメイク方法が止まっている人のために、知人のメイクさんが少人数制で教えてくれたのだ。

 

そこで目からウロコだったのは、何と言っても、眉毛の書き方!

自分が思っているより、ずっと太く描いた方がいいというのを習った。

とにかく、アラフィフ世代は、眉が細いのだそうで。

私の場合も、毛が生えているとおりにアーチ型に描き足していたのだが、それでは細すぎるらしい。(そもそも毛自体も薄くなっているので)。

なんと、眉頭は上部へ3ミリくらい(!)思い切って太めに始めよ、とのこと。

 

図にすると、こんな感じ(すみません、絵が下手で)。

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黒いのが元の毛で、赤線が理想の形

 

まずは、赤線のように、眉頭から眉山までがまっすぐになるように理想の形をペンシルで書き、その内側をパウダーで埋めるのが良いとのこと。

思い切って、地毛からはみ出すのがコツ!

 

なるほど。

実践してみると、これだけでも結構変わった感じがあった。

確かに、細眉よりも若く見えるかも?!

 

また、アイラインは絶対に入れたほうがよく、こちらも、思っているのの2mmくらいはみ出すくらいが良しとのこと。

ぼんやりしていた目が蘇った感じがした。

ラインは、最近はパンダ目にならないペンシルがたくさんあるので、それの極細のを選ぶと描きやすい。

(大学生の頃は、アイラインを入れると必ずパンダになって、友人の失笑を買っていたものだ・・・いい時代になった)


そして、次には、ヘアスタイル。

ずっとセミロング的な感じだったのだが、いつもの美容師さんに相談して、短くするのはどうか?と尋ねたところ、「いつそう言ってくれるかと待っていた」と言われてしまった。

「絶対短い方がおしゃれに見えますよ」とのこと。

ボブカットにして、ふわっとパーマをかけることに決定。

それと、「前髪を短くしてみては? 似合うはず」と。

前髪カットはちょっと抵抗があったのだが、少しずつ切ってもらい…ややオンザ眉毛くらいにしてみた。

 

これが思った以上に好評。

周りから、「わ〜切ったんですね〜」「ふわふわパーマいいですね〜」「前髪似合いますね」など、コメントをいただいたりしてしまった。

確かに、短い方がおしゃれっぽいというか、同じ服でも少し洗練されて見える気がした。

 

そういえば、誰かに似てるなあ、と思っていたら、コレだった。

 

www.asahi.com

 

レディースアートネイチャー♪のCMのお二人!

アラフィフ以降の元気で若々しいヘアメイクのお手本はコレだ〜!と思い当たった。

 

前髪短く!眉は太く!

 

コレが鉄則かも。

 

ファッションについても、改善を図ったのだが、その話はまた!

 

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使っているアイブロウペンシル&パウダー。Viseeかな?KATEでもいいかも

 

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「お金は経験に変えていきたい」by石田ゆり子 について

石田ゆり子さんがどこかで、「お金って紙の束だから、経験に変えていきたい」と話していた。

ちょっとだけ、お買い物への言い訳?(笑)なーんて思ったけど、確かに、そうだな、と思うところも大いにある。

 

配偶者も子どももなく一人で生きていると、老後ってかなり心配だ。いきおい、貯金をしたくなる。

実際、老後の試算によると、二人世帯より一人世帯の方が出費は大きくなる傾向にあって、年金暮らしではきつくなるらしい。

考えてみれば、老後でなくてもそうか。

一人暮らしより二人暮らしの方が、何かと効率は良い。家にしても家財道具にしてもシェアできるわけだし。

もちろん、どちらかが専業主婦(夫)の場合は、年金は少なくなるかもだけど、これが共働きなら、年金だけでもわりと余裕で暮らせそうだ。

 

けど、一人だと、住居も生活費も割高になりがち。

だから、ちゃんと蓄えとかないと、年金だけじゃ食べていけないかもなあ、と思う。

子どもがいないってことは、早めに老人ホームに入るってこともあるだろうし。

そうなると、入居費はかなり高くなるだろうし・・・などと考えると、お金が足りるだろうかと不安になってしまう。

 

だから、石田ゆり子さんのように、お金はただの紙束、とまでは言えない。

持っていたら安心にはなるし、やっぱりそれなりに備えは必要だろうと思う。

宵越しの金は持たねえ、と言うほど、いさぎよくはなれないかな。

けど、確かに、あんまりにも貯金ばっかりして、今を楽しめなかったり、人生経験を削っているのだとしたら、つまらないな、と思う。

 

さじ加減がむづかしい(笑)。

 

FPの先生に聞いたところによると、貯蓄は、10%はした方が良い、という。

だから、まあ、なんとか10%は確保して、あとは使ってしまう方がいいのかな、というのが最近の結論だ。

持ってれば持ってるほど安心っちゃー安心だけど、その分、経験を犠牲にしているのは確かだ。

アラフィフになると、自分の体力の衰えに驚くことが多い。

若い時のようには体はもう動かないな、と実感するようになった。

だったら、体が動くうちに経験できることをした方がいい。

 

例えば、サーフィンとかテニスとか、今がギリギリかもしれないな、と思うし。

秘境に行くのだって、最後かも。

ひとり旅とか、海外のエアビーに泊まるとかだって難しくなるかも。

お洋服だって、似合わなくなってくるものもあるだろうし。

着ていくところもなくなってくるかもしれない。

そう思うと、やれるときにやっとけ、買える時に買っておけ、とも思う。

 

資産100億円以上のお金持ちの人に会った時に、買い物の極意を聞いたら、「迷ったら買え」だと言われたことがある。

 

やる後悔よりも、やらなかった後悔。

買う後悔よりも、買わなかった後悔。

 

やらなかった、買わなかった後悔の方が大きい。

って、ことかな。

 

というわけで、私は今、ちょっと高いものを買おうとしている。

その話はまた!

 

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2019年GWに行ったモンサンミッシェル。遠かったけど行っといてよかった〜

 

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映画「窮鼠はチーズの夢を見る」で、腐女子おばさんは目が醒めた

ずっと気になっていたけど、なかなか見れていなかった映画「窮鼠はチーズの夢を見る」をAmazon primeで観た。

www.phantom-film.com

 

いやー・・・大倉忠義さん、成田凌さんのなんという美しさ!

腐女子おばさんは震えた。あ、いや、萌えた。

 

ところで、私の時代には、「萌え」とか「腐女子」とか「BL」といった言葉はなく、こういった作品は単に、美少年もの、とか、ホモセクシャルもの、みたいに呼ばれていたと思う。

 

少女漫画のジャンルには昔からあって、萩尾望都先生の「トーマの心臓」とか「ポーの一族」、竹宮恵子先生の「風と木の詩」なんかが代表的だ。

もちろん、男女の恋愛マンガの方が主流で、ホモセクシャルマンガはごく一部の漫画家の先生が描いていた。

まさか今のように普通の書店にBL棚ができるなんて思ってもみなかった。

 

この「窮鼠はチーズの夢を見る」は、「失恋ショコラティエ」などで有名な水城せとな先生の原作で、レディースコミックとして描かれた男性同士の恋愛ものだ。

 時代は変わったし、表現もかなりリアルにはなっているけれど、やっぱり耽美な世界であることや、女性嫌悪的なところなど、少女漫画のジャンルとして伝統的なものがあると感じた。

 

どうして、女子は、BLを愛するのか?

 

一つは、生々しくないからだろう。

男女の恋愛は、当たり前だが現実に近く、結局は結婚とか生活とかにつながっていく。

けれど、男性同士の恋愛は、どんなに濃厚な関係であっても、妊娠や出産、結婚すら関係がなく、恋愛そのものが描かれる。

さらに、世間からの理解のなさ、本人たち同士の障害(片方はノンケ)もあって、ドラマチックでもある。

その世界はファンタジー。美しく、観るものを酔わせてくれる。

 

もう一つは、女性嫌悪的であること。

少女は、大人の女への嫌悪感を持っている(と私は思う)。

私なんぞは、女なんて嫌だなー、と思っていたたちである。

男に愛されたいと思いながらも、なんで男に愛されないといけないんだろうと思っていたし、男に愛される女が一番幸せで独りもんの女はなんでオールドミスとか言われちゃうんだろうと思っていた。

男の夢は、冒険王とか天下取るとかなのに、なんで女の夢は、男に愛されて幸せな結婚することなわけ〜?と。

「窮鼠〜」に登場する女性たちも、みんな主人公の恭一と「結婚」することを目的にしているように描かれている。

結局は、「本当に好きなら結婚して」が、男女関係のとどのつまりになってしまう。

そんな男女関係に背を向けることに、女の嫌いな少女たちは共感するのだろう。

 

「窮鼠〜」はしかし、レディースコミックで大人向けなので、もう少しシビアな内容。

男同士がお互いのことを純粋に思い合い理解し合うというより、お互いのエゴをぶつけ合うような恋愛だ。体の欲望も含めて。

 

実は、映画と原作マンガのラストシーンは違うのだが、どちらも、主人公・恭一の覚悟のようなものを感じるラストとなっている。

恋愛、欲望、男であること、ゲイではない自分、男を愛すること、それらの矛盾していて同時にあることを引き受ける覚悟。

 

水城せとな先生はいつも、そういうあざと汚いけど、それに自覚的な、それを覚悟して引き受ける人を描いているとこが、かっこいいな、と思う。

 

腐女子おばさんとしても、ファンタジーにあんまり逃げ込まずに、自分の人生に向き合わないとなー、と目が醒めた作品だった。

 

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いちごの飲み物ってデートっぽい(古い?笑)

 

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母の日と子のない人生について

母の日。

毎年、母にブーケを送ることにしていて、今年も近所のお花屋さんで、子どもたちやパパたちにまじって、花を買った。

 

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ちょっと渋めのカーネーション

母がいてよかった。いつもありがとう。

そう思う一方、私は花をもらうほうにはついになれなかったんだなあ、と少しだけ悲しくなる日でもある。

 

子どもが欲しくなかったわけではないし、どちらかといえば欲しかった。

結婚していたころは、生理が遅れると、「できたかな?」とこっそりうれしくなったりして、婦人科へいそいそと出向いたりした。

診察室で、「生理不順ですね、注射すれば生理きますよ。あなたの場合、不妊を疑ったほうがいいわね」と言われ、妊婦さんの集う待合室に戻って、がっくり肩を落としたこともある。

20代のころから子宮内膜症だったので、不妊はその病気によるものだった。

 

でも、不妊治療はしなかった。

だから、そこまで欲しかったわけじゃなかったのかもしれないし、そのころからすでに夫とうまくいかない予感のようなものがあって、子どものことを真剣に考えられなかったのかもしれない。

仕事が最高潮に面白い時期で、立場もでき、それを治療で妨げられたくなかったというのも大きかった。お金も時間も、体力も、すごくかかると聞いていた。

要するに、本気で子どもが欲しいとはきっと思っていなかったし、自分の体も妊娠に適していなく、予期せずできる、ということもなかったというわけだ。

 

アラフィフで更年期を迎え、もう妊娠の可能性はない。

そうなると、やり残してしまった感はある。

母にはなれなかった。

 

更年期になったばかりの40代後半は、ホルモンのバランスもあったのかもしれないけれど、かなり精神が不安定になってしまったこともある。

毎日、会社へ行って仕事はこなすけど、帰りには、自分の人生にはなにもなかったという思いにとらわれてしまって、生きている意味なんかあるんだろうかと、思いつめたこともある。

 

「子どもがいなくても、夫がいなくても、楽しく生きている人だっているわよ」「どうせ女はひとりになるんだから」「子どもがいたっていつだって孤独よ」

そんな風に言う人は多いけれど、それも、マウンティングみたいにとってしまっていた。

でも、あなたにはいるでしょ、子どもが。

あなたにはあるでしょ、家庭が。

 

ないことじゃなくて、あることを数えよう。

それもよく言われて、そうだ、私には仕事がある、ちゃんと一人で生きてる、虐待されたりDVされてない、友達だっている、って自分を肯定してみたりもしたけれど、まったく癒されることがなかった。

それらぜんぶが虚しく感じられもした。

だからなんなの?と。

 

けれど、最近になって、そういう思いが自然と薄くなっていった。

やっぱり更年期のホルモンバランスのせいかもしれない。

ホットフラッシュなども少しおさまってきたと同時に、精神も落ち着いたようだ。

 

それと、私はたぶん、モテる、結婚できる、子どもを産む、ということを、少し勝ち負けのように思っていた節がある。

みんなができていることができない私はダメな人間なんだと考えていた。

もしくは、それができているからって偉そうにしないでよ、なんて周りをひがんだりもしていた。

競争社会の申し子なんだなと改めて思う。

要するに、悔しい、と思っていた。

それは、自分でも笑ってしまうし、ち・が・う・だ・ろ、とつっこみたい。

 

ただ、純粋に、子どもがいない、家族ができなかったことを悲しんで嘆く気持ちは、止めなくていいと思うようになった。

大丈夫な振りはもうやめようと思う。

だれにでも、どうしても抑えられない気持ちというのはあるはずだ。

子どもを亡くした人に、いつまでも悲しむな、とは言えないじゃないか。

 

自分の悲しみは自分でそっと抱えていればいい。

だれかにわかってもらえなくても、仕方がない。

私だけの思いとして、持って生きていけばいいんだと、思うようになった。

そして、そう思うことで、なぜか気持ちが軽くなった。

 

嘆いていいよ。

悲しんでいいよ。

 

母の日は、私にとってはそういう日だ。

 

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FIREについて考えてみた2

FIREという考え方について、ちょっと前に書いた(→こちら)。

「経済的自立を果たして、早期にリタイアする」という考え方だ。

 

あれから、自分もFIREまたは、サイドFIRE、セミリタイアなどについて実現可能か、検討してみた。

 

まずやったのは、自分の全財産を調べること。

転職はしたけど、ずっとサラリーマンだった私は、ほとんど通帳を見るということをしておらず、残高そこそこあるから、ま、いっか〜」と、一体いくらあるのか全くの無頓着だったのである…。

節約や貯蓄の記事も作ってきたのに、まさに「紺屋の白袴」。

 

さて、通帳を掘り起こし、ネット銀行のアカウントを全部探し出し、調べた結果…

車もマンションも買ってなくて、子どももいないから、まあ、それなりの金額だった。

さすがに20年以上働いたからなあ〜と、しみじみ。

が、もちろん、老後資金に十分とはいえないし、不動産なんか買ったら、一気に0円になるような金額だった。

 

FIREするには、資本の4%で暮らすのが基本なので、逆算すると、年間支出の25倍の資本が必要ということになる。

例えば、年間400万円で暮らしているとしたら1億円の資本が必要、という計算。

逆に、生活を小さくしていけば、FIREはどんどん近づく。

半分の年間200万円で暮らせれば、資本は半分の5000万円でFIREできる。

 

FIREの肝はまさにそこで、持っている資本に合わせて、生活を小さくすることが大事。

 

というところまで考えたところで、私はやっぱりFIREはできないし、目指さ(せ)ないかな〜と思った。

 

一つは、生活のダウンサイジングも、わびしい気がするから。

年間200万円(月額16万円強)くらいで暮らそうとすれば暮らせる気もする。

多少ボロアパートでも、節約料理でも、安い服でも、結構楽しんで暮らせると思う。

旅行だって、バックパックの貧乏旅行なら、行かれるかもしれない。

けど、それは「若ければ」という条件付きなんじゃないだろうか。

体力的に、駅から遠かったりセキュリティのないアパートには住めなくなる気がするし、貧乏旅行もガシガシ歩けないから厳しい気がする。

逆に、まだ元気なうちに、少しお金がかかっても、楽しんでおきたいことはたくさんある。タクシー乗ってでも行かれるなら、どんどん秘境にだって行ってみたい。

逆に、もっと歳をとってしまえば、体力的に行かれるところもなくなって、必然的にミニマルな生活になるのかもしれないけど。

 

二つ目は、組織で働くことの面白さもある気がするから。

会社にいると、理不尽なことをさせられることもあるし、自分の思想に合わない仕事もなくはない。

けれど、やりたいことを会社のお金でやらせてもらえるという面もある。

自分一人じゃ絶対できないような大きな事業の立ち上げを経験できたり、会社の名前を使うことで、会いたかった人に会うこともできたりする。

もちろん、フリーの立場でもできるかもしれないけど、決定権があるのはお金を出す方の会社のことが多いし、その社員の方が決定の場にいられる確率は高い。

 

力のあるフリーランス個人事業主なら、逆に、会社から資金を引き出して、やりたいことを実現するということもできるだろう。

けれど、そこまで到達するのに必要なのは、やっぱり経験だ。

親が実業家や社長業なら、もしかしたら、そこをすっ飛ばせるかもしれない。

でも、自分で事業をやる経験を間接的にでも見たことがないなら、やっぱり一度は会社員になって経験を積む方がいいんじゃないかという考えだ。

もちろん、十分経験を積んだと思ったら、その時独立すればいい。

 

というわけで、仕事が面白いと思えるうちは、会社員でもいいし、独立して稼げそうになったら独立してもいい。

そこそこの資金があって、まだまだやりたいこといっぱいのアラフィフの今の時期なら、お金と時間のバランスをとりながら、キャリアを生かしたサイドFIREが現実的かな、と。

 

そして、FIREという考え方を知って一番よかったのは、ある程度のお金を持っていればなんとかなる、とわかり、会社での振る舞いを変えられる、ということ。

やめてもなんとかなる、と思うだけで、発言しやすくなったり、どうしても嫌なことは拒否することもできるようになる。

 

そういう意味で、きちんとした資産把握、投資、仕事へのスタンスなんかを確認するのは非常に大切だと思った。

変な詐欺にもあわないように、しっかり財布の紐も閉められるし。

 

FIRE本は、自分のお金と仕事へのスタンスを考えるのに、ものすごくいいきっかけになった。

まだまだ模索中だけど、自分の人生を十分満喫できるようにプランをたてておきたいと思う。

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まだまだ階段を登ります


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ステイホームの楽しみ3<パン作り>

最初の緊急事態宣言の時、小麦粉がなくなるという現象があった。

なぜかあの時、パンを作りたいという欲望が皆の胸にわいたらしい。

とにかくスーパーには材料がまーったくなかった。

ないとなると俄然作りたいような気がしてくるのが人情である。

「富澤商店」へ出向いて(ステイホームだっていってんのに)、ちょっと高い小麦粉とイーストをゲットしたのであった。

 

パンを作ったことは何度かあって、30分で作れるレンジ発酵のパンだとか、ピザなんかは結構なんども作った。

ハード系のパンが好きな私は、フランスパンにも何度か挑戦した。

しかし、これはことごとく失敗に終わった。

外はパリッと中はふんわりっていうのが、どうしてもできない。

ふんわりしたパンはまあできるんだけど、外の皮がパリッていうのが難しい。

正直、家庭ではできないな、と諦めていた。

 

しかし!

やはりさすがの栗原はるみ先生!!

できるんです。

外はパリッ、中はふわっのハード系のパンが!

これには本当に感動。

 

栗原はるみこねないパン

room.rakuten.co.jp

 

秘訣は、ル・クルーゼなどの鉄鍋にパンを入れてそのままオーブンで焼くこと!

これでパリッパリのハードパンが焼ける。

 

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お鍋に入れたままオーブンへ入れると、パリパリに焼ける!

 

あと、個人的に、これもいい仕事しているんじゃないかと思うのは、塩とイースト。

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うちのスタメン

マルドン シーソルト Maldon SEA SALT FLAKES|ROOM - 欲しい! に出会える。

サフ インスタントドライイースト 赤 3g×10袋入り【Saf-instant】|ROOM - 欲しい! に出会える。

 

Maldonのお塩は、友人からのお土産。ほんと、いい味してます。

saf-instantのイーストは、3gの個包装。実は、3gだと分量より少し少ないくらいなんだけど、いつもこれ1袋でやっちゃってます。

材料は、これと、強力粉と砂糖。

オイルも卵も入ってません!

 

しかも、こねなくていいんです!

ほんとに、全くこねません。

力のない人でも全然できちゃいます。

 

ただし、発酵時間は約4時間、焼き時間は1時間と、かなり長め。

なので、7時から仕込まないと、お昼に出来上がらないので、ご注意を。

朝食べたい、とかはちょっと厳しいかも。

 

でも、ご安心を。

こちら、冷めてもおいしい!!

カットして、トーストしても、カリカリといい感じなのだ。

バターとジャムなんかつけると至福。

 

なので、寝坊助な私は、10時くらいからのらくら作り始めて、テレワークしながらちょこちょこ作業をし、夕方には出来上がる、という感じで焼いている。

シチューやスープで夕飯にしたら、残りは次の日の朝のトーストに。

 

まあ、パンなんか買ってきた方が美味しいかもだけど、やっぱり作るとなぜか楽しいし、美味しい。

プロにはもちろん敵わないし、普段は外食でもテイクアウトでも惣菜でもいいと思うんだけど、やっぱりこういう驚きというか、こんな風に工夫したら、こんな美味しいものができるんだ!っていう感動があるのは、自分で作る醍醐味だと思う。

 

改めて、すごいレシピ。

栗原はるみ先生、恐るべし!

 

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ステイホームの楽しみ2<散歩>

コロナ禍のステイホームやテレワーク中に、習慣になったのが、散歩。

(関係ないけど、「禍」っていう字、コロナ前は知らなかったな)

天気がいい日は、朝、ひと散歩することにしている。

朝起きて、顔洗って朝ごはん食べて、歯磨きしてからデスクに座っても、なんだかまだ寝起きみたいな感じがしてしまって。

ちょこっとでも歩くと、気分良く仕事に取りかかれるように思う。

 

今住んでいる町には、出て行った時期もあるけど、通算で言えば、約15年くらいは住んでいるだろうと思う。

なのに、散歩してみると、案外知らないところばかりだったなあ、と思う。

東京のベッドタウンとはよく言ったもので、学校も職場も東京だったから、ほとんどこっちでやることと言ったら、「就寝、以上」だったんだなあ、と。

もちろん、スーパーとか書店とか喫茶店とかには行っていたんだけど、それもものすごく狭い限られた範囲だったんだと気づく。

 

例えば、ちょっと坂を登ると、森があって、ウグイスが鳴いていて、一瞬、あれ?ここ長野?と勘違いしちゃいそうな沢の音がしたり。

大きな立派なしめ縄をしたかっこいい鳥居があったり。

こんな大きく富士山が見られるんだ!っていう高台があったり。

 

町に流れている川があることは知っていたけど、あんまり行ったことがなくて、けど、テニスやキャチボールなんかの球技ができるエリアがあったり、少し先には桜の並木や、ランニングにぴったりのコースがあったり。

本当に、何にも知らなかったけど、こんなに楽しめる場所があったんだなあ、と。

どうして若い頃は知らなかったんだろう。

最近は、土手に座って、コンビニで買ったコーヒーを飲みながら、本を読んだりするのがお気に入り。

川がキラキラキラキラ光って、その水の上すれすれをサーーっと鳥が飛んでいったり。

こんな風景がみじかにあるなんて、本当に今の今まで知らなかった。

 

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土手から


 

あと、私はもう随分前に自転車に乗るのをやめていたんだけど、ダイチャリっていうレンタサイクルをコンビニの前で見つけた。

daichari.hellocycling.jp

去年、ハワイで初体験したレンタサイクルが楽しかったから、これにも挑戦してみたいと思う。

自転車に乗ったら、もっと行動範囲が広がりそうだ。

 

アラフィフになっても、まだまだ知らないことってある。

コロナは本当に憎たらしいし、早く終息してくれないかと願うけど、どこかへ旅行したり、テーマパークへ行ったり、お金をかけるとかしなくても、楽しみは見つけれられるんだということに気づいたのは、怪我の功名だったのかな、と思う。